医療現場のちょっといい話

マスクを製造

2020/4/23

「なければ作る」 技術応用しマスクを生産

開発したマスクを着けるパールスターの新宅光男社長
▲開発したマスクを着けるパールスターの新宅光男社長
広島ピーエスが製造しているマスク。ホチキスで3カ所止めて使う
▲広島ピーエスが製造しているマスク。ホチキスで3カ所止めて使う

 医療機器メーカーのコーポレーションパールスター(安芸津町三津)は、抗菌効果の高い特殊な極細繊維を使ったマスクを自社開発した。

 医療用の靴下などを手掛ける技術を応用して、編み方や素材の組み合わせを工夫している。マスクの中にティッシュペーパーやお茶パックなどを挟んで使う。眼鏡を掛けても曇りにくく、耳が痛くなりにくいという。洗っても抗菌効果が続くため、繰り返し利用可能。医療機関や自治体などに卸し、一般向けには広島市内のデパートや東広島市内の薬局などで販売している。

 金属加工を行う広島ピーエス(福富町久芳)は、脳神経センター大田記念病院(福山市)が企画、共同で開発した医療用のSMS不織布を使った型抜きマスクの製造を始めた。

 SMSは、手術室などで使われている衛生的な不織布で、極細繊維でできていることから空気中の小さなゴミや花粉を通さない特徴がある。不織布の仕入れは医療機器商社の五洋医療器(福山市)が担う。一般販売は行わず、法人を対象に販売している。法人の注文については五洋医療器084(926)5050へ。


2020/4/23

抗菌効果高い布マスク開発 東広島市と市社協に1500枚寄付

コーポレーションパールスター

開発したマスクを着けるパールスターの新宅光男社長
▲高垣市長(右)にマスクを手渡す新宅社長

 医療機器メーカーのコーポレーションパールスター(東広島市安芸津町三津、新宅光男社長)はこのほど、自社開発した布製マスクを東広島市に1000枚、東広島市社協に500枚を寄付した。マスクは、福祉施設などに配布され職員たちが活用するという。

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が深刻化する中、同社は医療用の靴下などを開発してきた技術を応用して、特殊な極細繊維を使用した抗菌効果の高いマスクを1カ月余りで開発した。マスクの中にティッシュペーパーや市販のお茶パックなどを入れて使う。使い捨てマスクのカバーとしても利用できる。洗っても抗菌力が続くため、何度も繰り返し使える。眼鏡を掛けていても曇りにくく、耳が痛くなりにくい特徴もある。

 4月と5月の2カ月間で計8万枚を生産し、医療機関や自治体、企業などに卸す。一般向けには4月13日から、広島市内のデパートの介護売り場などで4枚入り1600円(税別)で販売、東広島市内の薬局などでも取り扱っている、という。

 新宅社長が4月13日に東広島市役所を訪れ、高垣広徳市長と市社協の高橋幸夫会長にマスクを手渡した。

 高垣市長は「入手に大変苦慮していて、ありがたい。有効に活用していく」と感謝の言葉を述べた。新宅社長は「一般に布マスクが行き渡ることで、医療機関にサージカルマスクが行き渡れば」と話していた。同社は4月9日、県にも3000枚のマスクを寄付している。


2020/4/30

町内の小中高にマスク寄付 

安芸津町の団体や企業

町内の小中高にマスク寄付
▲マスクを受け取る児童代表

 新型コロナウイルスの影響でマスク不足が深刻化する中、児童や生徒、教職員に使ってもらおう、と団体や企業から学校へのマスクの寄付が相次いでいる。

 市内の公立校が再臨時休校に入る前日の4月15日には、東広島あきつライオンズクラブ(舛田英之会長)が、東広島市安芸津町の小学校3校と中学校1校に計1200枚を寄付。同日に、広島県中小企業家同友会の安芸津有志10社(代表・住岡和美寿木工社長)が、同町小松原の県立豊田高に200枚を寄付した。

 マスクはいずれも、同町三津にある医療機器メーカーのコーポレーションパールスターが開発した布マスクで、洗って何度も使うことができる。贈られたマスクは、児童や生徒、教職員に1人2枚ずつ渡された。

 同町風早にある市立風早小学校の迫田一弘校長は「マスクが不足している家庭もあって、大変ありがたい。布製で再利用できるのもうれしい。学校再開後にも活用できる」と感謝した。


2020/5/14

園児・児童に手作りマスクプレゼント 

郷田地区「笑顔に会えるの楽しみに」

園児・児童に手作りマスクプレゼント
▲マスクをプレゼントし、笑顔で園児に話し掛ける臺丸会長(左端)

 郷田地区社会福祉協議会、郷田女性会、郷田地区公衆衛生推進協議会、JA女性部はこのほど、手作りマスクを郷田小学校の新1年生に90枚、郷田保育所の園児に100枚それぞれ寄付した。4月13日に、同校の竹内史雄校長と菅近誠PTA会長、郷田保育所の代表園児2人にマスクが手渡された。

 例年は同校の新入生に手作りの「お祝い弁当」を贈っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止にし、手作りマスクの寄付に変更した。集まれるメンバーで手分けして3日間かけ、縫い上げた。

 同地区社協の臺丸だいまる廣会長は「子どもたちのために何か役立ちたいと考えた。また元気な笑顔に会えるのを楽しみにしている」と話していた。


2020/5/14

医療従事者へ拍手で届ける感謝

「フライデーオベーション」始まる

医療従事者へ拍手で届ける感謝
▲感謝と敬意の拍手を送る高垣市長(左から2人目)と市職員たち

 広島県と県内全23市町は、感染が拡大する新型コロナウイルスに対応するため最前線の現場で働く医療・福祉関係者たちに、感謝と敬意の気持ちを伝えようと、職員たちが庁舎の窓などから1分間拍手を送る「フライデーオベーション」を一斉に始めた。毎週金曜正午に行われる。

 東広島市役所では5月8日、高垣広徳市長と市職員たちが玄関前や窓際に集まって並び、拍手をしたり、「私たちの命を支えてくれるすべてのみなさんに感謝の拍手を」と書かれたカードを掲げたりした。


2020/5/21

マスク寄贈など支援の輪広がる 

東広島市や市社協に申し出

石巻市の企業から市社協にマスク


▲贈られたマスクを手に笑顔の施設利用者

 東広島市社会福祉協議会にこのほど、宮城県石巻市の印刷会社デジタルプレイスから新型コロナウイルス対策の支援物資としてマスクが届いた。市社協が2013年度から15年度まで、東日本大震災の復興支援の一環として、同社にカレンダーの作成を依頼していた縁がある。

 贈られたのは手作り布マスク200枚、不織布マスク100枚、ファッションマスク80枚。

 マスクは市社協が運営するデイサービスセンターなどの利用者に配布された。

(福本)


市にマスク寄贈 伯和グループ

市にマスク寄贈 伯和グループ
▲市役所を訪れあいさつする安本社長(左)

 東広島市八本松西の伯和グループはこのほど、東広島市に不織布マスク5000枚を寄贈した。4月27日に同社の安本政基社長が市役所を訪れ、高垣広徳市長に目録を手渡した。

 同社は「お客さまやスタッフの安全、安心を守ると共に、1日でも早く地域の人々の笑顔が戻ることを願っています」と話している。

(待田)


マスクと消毒液贈る 東広島RC

 東広島ロータリークラブ(荒谷正彦会長)はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててもらおうと、マスク1000枚、消毒液約180リットルを東広島市に寄贈した。

 市では贈られたマスクと消毒液を医療施設や介護施設などで利用することにしている。

  (福本)


抗ウイルス除菌・洗浄剤贈る 三次市の木工所

 木のおもちゃの製造・販売などを行う、三次市の一場木工所(寺河未帆社長)は4月30日、同社オリジナルの抗ウイルス除菌・洗浄剤「Wood

 Refresher(ウッドリフレッシャー)除菌プラス」(300ミリリットル)を東広島市に61本寄付した。市内の放課後児童クラブ59カ所と、児童館2カ所に配布され、児童たちが扱う物品の除菌・清掃に活用する。

 東広島市の地域林政支援員として森林・林業行政の支援を行ってきた寺河社長が、同市の児童たちにも使ってもらいたい、と寄付を決めた。

  (茨木)



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